開発事例
情報システムの業界はいつの時代も加速度的な進化を遂げてきました。コンピュータの処理速度は初期の頃と比べて約26億倍にもなっています。
その驚異的な演算速度のおかげで世界は人工知能(AI)による大変革の時代に突入しました。
私たちはお客様のDX推進を支援するプロ集団です。AIを導入することが目的ではなく、それによって課題解決を実現してこそ、プロジェクトが成功したと言えます。
またそこで蓄積した技術は他の分野に応用・展開を図ることで、より質の高い製品・サービスを提供することができます。
弊社の開発実績は、その時代における成功事例のショールームであるべきだと考えています。
AI-Scanの開発事例
その他の開発事例
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画像処理
- 全周動画システム
- 全方位の動画撮影技法を用いて視野を自由に選べる体験型のイベントシステム
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その他
- 体験型イベントシステム
- 来場者が楽しんで・感動して・学べる体験型のイベントシステムを企画・開発
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3Dシミュレータ
- パイプ曲げ加工検証システム
- パイプベンディングマシンに搭載する衝突干渉シミュレータ
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その他
- 心電図トレーニングソフト
- クイズを解きながら学ぶことでモニター心電図の知識を身につけることができるソフト
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3Dシミュレータ
- エアバッグ設計検証システム
- 乗用車のカーテンシールドエアバッグの設計および検証を行うCADソフト
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その他
- 歯科院内データ統合管理ソフト
- グラフィカルな表現で患者さんの治療計画を説明し、その履歴を一元管理
「世界一小さいものが見える、X線レーザー施設」SACLA(SPring-8 Angstrom Compact Free Electron Laser)。
そこで秒間60フレームの密度で数日間かけて得られる大量の撮像データを高速に解析して分類します。
薬局や病院の調剤室において薬剤の鑑別作業をサポートするAIを開発しました。
上下2つの高精度カメラと薬品マスタとの照合により、錠剤・カプセルの種類・候補群を瞬時に照会します。
候補から選択した画像を自動的に学習して精度を向上させる機能を有しています。
スッポンの腹部の模様を撮影してグループ内の個体を判別します。
孵化後しばらくの間は個体が小さく識別タグを取り付けることができず、目視で個体を見分ける必要がありましたが、
その労力を大幅に軽減することができました。
個体の成長とともに相似的に変化する模様にAIが追従する点も特長です。
全方位の動画撮影技法を開発し、インタラクティブな体験型システムに応用しました。(2001年)
Google社のストリートビューの前身と言える技術で、自由に視野を選べる映像コンテンツはまだ世の中に無く、体験された方々に大きな驚きを与えました。
・朝日新聞社「世界遺産ポンペイ展 体験システム」
・柏市第二清掃工場「炉室ウォーキング 体験システム」
来場者が楽しんで・感動して・学べる体験型のイベントシステムを企画・開発。
双方向通信、全周動画、WiFi電波測位、RFIDなど、その時代の先端技術を多くの方々に知っていただく良い機会となり、弊社スタッフにとっても高いモチベーションを得ることができました。
・関空開港記念「世界最大の恐竜博 体験システム」
・なんばパークス竣工記念「歩行者ネット天国」
パイプベンディングマシンに搭載する衝突干渉シミュレータ。
NCデータを入力するとステップ毎のワーク軌跡をアニメーションで表示し、他物体への衝突干渉の有無を事前にチェックします。複数の機種・金型に対応するために、構成部品の一部はパラメトリック化されており、容易に形状変更できるようになっています。
クイズを解きながら学ぶことでモニター心電図の知識を身につけることができるソフト。
臨床現場さながらの波形をアニメーションで表示し、ユーザーは楽しみながら繰り返し学習することができます。
医療系出版社の雑誌の付録として開発したものですが、数百ページの不整脈心電図の解説書に匹敵する内容を収録しています。
乗用車のカーテンシールドエアバッグの設計および検証を行うCADソフト。
このエアバッグは縫製が不要な独自の袋織構造になっており人体への衝撃軽減に寄与しています。
弊社の主力製品であるテキスタイルCADを機能拡張したもので、加工機械を駆動するためのCAMデータを出力することができます。
グラフィカルな表現で患者さんの治療計画を説明し、その履歴を一元管理することで歯科診療業務の効率化を実現しています。口腔写真、歯周検査、X線撮影などのデータ管理のほか、口腔状態の治療シミュレーション、治療計画書の生成などを行えます。弊社では十数年にわたってバージョンアップ開発を継続しています。
プライベートブランド商品の出荷検品システム。
ネットショップのオーダー品を間違いなく出荷するために、梱包状態を高精度カメラで撮影し、AIがその成否をチェックします。複数人で行っていたチェック作業の一部をAIに置き換えることで人件費を抑制しています。
血液検体の集配拠点と検査センター間における検体の入出庫数を効率的に記録・管理します。
色や形がよく似た容器を目視で数えるのは非常に労力を要する作業です。
検体容器のまとまりを専用の撮影ユニットに置くことでその作業の大半をAIが担います。
現場の環境に合わせた独自の撮影筐体の設計・製作も行いました。